Op.22 アンバランス【♪】

2019年04月20日
ボー〜っと生きてきた幼少期、
その時期のことが今、人とかかわる仕事をするようになって、とても役に立っています。


世間とはシャットアウトしてしまい、自分の世界に入り込んでしまう。

ふと我にかえると突然周りの音が聴こえてきて、前回書いたうぐいすパン事件のように我にかえるのです。
今もボ〜っとしている子を見ると心で思います。


生活するのにいろいろ大変だったので 、どんな個性的なお子様でも驚きません。


その他も今書いてみると面白いことたくさんありましたよ。


まず園庭に遊びに行く時のスモックの着替えができなくて1人取り残されて泣く。
園庭が広すぎて外に出たら迷子になって教室に戻ってこられずまた泣く。
なにを間違えたかジャングルジムに登ってしまったら怖くて足がすくんで動けなくなって泣く。
友達の輪に入れない〔立っている状態から、ただしゃがむということだけができなかった〕
と、これはほんの一部です。


まあひとことでまとめると
情けないなぁ〜 という子ですね。


こんな情けない幼稚園生なのに、
幼稚園でお眠りの時間に先生がピアノで弾いてくれた
ランゲ作曲 "花の歌"や
メンデルスゾーン作曲 "春の歌" 他

耳でコピーしてその通りに弾いていたというので、脳みそ90%くらいが音楽の方に集中していたのかしら?

家に帰って「今日こんな曲を先生が弾いてくれたよ」と私がピアノを弾いた時、とても褒めてくれた母がいたから消極的な私が自身喪失ならず生きてこられたのだと思います。

なんとか無事育った私が、今度は誰かの役に立つ番です。


まだまだ冬眠期は続きます。

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